ベランダのないわが家は、洗濯物を「2畳の脱衣所兼室内干し」+「庭干し」で乾かしています。
標準的な広さの2畳の脱衣所は、家族4人分の洗濯物の量によっては、もう少しスペースが欲しい日が、あったりなかったり。
それでも、電気ストーブを点けても、震えながらお風呂に入り、上がると一気に湯冷めしていた、以前の脱衣所に比べると、まさに天国。
洗濯動線も、脱衣所でほぼ完結するので、私と同じく洗濯嫌いの方には、ファミリークローゼットまでいかなくても、室内干しスペースの確保はおすすめです。
オプション合計
11万9,340円
内訳
- 窓(標準差額)55,140円
- カウンター 20,000円
- 物干し 2本 37,500円
- 2口コンセント追加 6,000円
- ダウンライト 電球を変更 700円
結構な、金額になったにゃ。
広さ(面積)
2畳(洗面化粧台は別)
広さは2畳ですが、脱衣所に洗面化粧台がない分、広く使えています。
2畳に、「カウンター」と「洗濯機」がある脱衣所の体感は、「子供1人+大人1人」なら、ちょうど。「大人2人」は、狭い。という感じです。
標準仕様
壁紙
標準仕様
サンゲツ sangetsu RE53052
他の水回りは、全て同じ壁紙です。
脱衣所は、、小さな窓が1つだけですが、白で統一しているので、2畳でも明るく広く感じます。
「KANJUの家」
洗面脱衣所、トイレなどの水回りは、標準仕様で「1,000版クロス」
床材
差額なし
sangetsu HM-11089
わが家のクッションフロアは、全てサンゲツ。
大人っぽく上品なデザインの上、落ちている髪の毛や、ほこりも目立ちにくい。一押しのクッションフロアです。
サンゲツのクッションフロアは、「標準のリリカラ」と、差額なしで採用できます。
窓
オプション(差額) 5万5,140円
標準仕様 26,000円
YKK 横滑り窓 06005(防犯ガラス)
オプション 81,140円
YKK APW430 ツーアクション窓04607FIX(型板)
内倒しと、内開きができる、YKK最強の窓(私的に)。ツーアクション窓
もちろん、樹脂サッシ+トリプル(3枚)ガラス。
家中の窓を、全部これにできれば理想的ですが、この窓、樹脂ペア(2枚)ガラス窓の約3倍の価格。
わが家は予算の関係で、脱衣所にだけ採用。
この窓の効果もあってか、脱衣所は、第1種換気と換気扇の運転だけで、冬場 16℃~23℃、夏場 28℃以下を、保っています。
内倒しの窓は、防犯面でも重宝。
照明
オプション 700円
標準仕様
Panasonic ダウンライト 100型
XSLD101LKCE1
電球を、温泊 美ルックに変更
2~4畳ほどの広さなら、ダウンライト1灯で、十分明るい
洗濯物の汚れなどが分かりやすいように、電球を、「電球色(オレンジ)」から「温泊(白色とオレンジの中間)」に。さらに、「美ルック(みるっく)」にしました。
※「美ルック(みるっく)」は、自然光の下で見える色に、近い色に見える電球
電球の色は、キッチン、洗面など、用途によって使い分けよう。
換気扇
標準仕様
Panasonic FY-T08PD9D
内覧時まで気付かなかった、最大の失敗
この換気扇は、給気は窓などからして、排気のみをする第三種換気です。
第三種換気も、ダクトタイプなら問題ないのですが、この換気扇、壁に穴を空け取り付ける、直接換気タイプ。つまり、気密が良くない換気扇です。
お風呂場の換気扇は、第3種換気ですが、ダクトタイプ。そのため、脱衣所の換気扇も勝手にダクトタイプを想像し、確認を怠った私。。。
壁の穴から、外が見えとるやないかい!?
気密にこだわって、高額オプションのツーアクション窓を採用したのに無駄になったにゃ。
もし、KANJUの担当者が、気密・断熱をもう少し意識してくれていれば、換気扇について、言及してもらえたのでは。。。と思ったりも。
入居後、フードカバーの交換で、なんとか温かな脱衣所に変身しました。
換気扇(FY-T08PD9D) 1ヵ月の電気代
1時間 | 約0.06円 |
1日 | 約1.4円 |
1ヵ月(30日) | 約42円 |
換気扇を24h回しても、ひと月たったの 42円。遠慮なく回しましょう。
計算
1時間 0.0589円
1.9W×1時間÷1000×31円
1日 1.4136円
1.9W×24時間÷1000×31円
1ヶ月(30日)42.408円
1.9W×24時間÷1000×31円×30日
※家電公取協 目安単価 31円kWh(22.07改訂)
コンセント
オプション 6,000円
2口コンセント 1箇所追加
洗濯機専用のアース付きコンセントの他に、乾燥機代わりの「扇風機」と、寒さ対策の「電気ストーブ」用に、コンセントを1箇所追加しました。
真冬も温かな脱衣所だったため、結局、電気ストーブの出番はありませんでしたが、扇風機は大活躍しました。
夏も冬も、快適だったにゃ。
君、よく脱衣所にいるよね。
洗濯機のコンセント位置
洗濯機のコンセントは、ほこりや水漏れによる事故防止のため、通常、洗濯機より高い位置になっています。ごちゃつくコードやアース線を隠したいなら、コンセント位置の指定を忘れずに。
水栓
標準仕様
LIXIL
特にこだわりなく決めた、水栓位置。
社宅の水栓が、洗濯機の右奥側で、毎回、洗濯機奥にある水栓に、よっこらしょっと、手を伸ばすのが、何気にストレスだったので、壁右側の手の届きやすい位置にしました。
標準の水栓の位置は高め。もう少し手前の下方にしても、良かったかな。
正面の左側の白丸の位置も、使いやすそうだにゃ。
洗濯機パン
標準仕様
テクノテック
KANJU標準の洗濯機パンは、台座が高く、掃除がしやすい洗濯パン
パンの高さ約12㎝、手前に立ち上がりがあるので、実際の隙間は、約10㎝。
余裕で手が入るので、洗濯機下の拭き掃除が可能です。
パンの右側(壁側)に5㎝の隙間は、将来、ドラム式洗濯機に買い換えた際に、必要なスペース
今後も、ドラム式にはしない場合は、パンを、壁にくっつけてしまうのもありですが、実は、この隙間、メリットもあります。
洗濯機の設置撤去時に、手を入れる隙間があるし、パン右奥の1番掃除しにくい場所を、壁側から掃除する事ができます。
特にこだわりがなければ、この隙間は、ある方が良い。
ちなみに、洗濯機パンの色は「ホワイト」じゃなにゃく、「アイボリー」だにゃ。
洗濯機パン不要説
洗濯機パンの代わりに、「キャスター台」や「かさ上げ台」などの商品がありますが。。。
- 「キャスター台」
洗濯機を移動できる点が魅力的ですが、移動の度に、ホースやコンセント、アースを取り外す必要がある。 - 「かさ上げ台」
足高の洗濯パンより低いので、足高パンの方が、掃除しやすい。
両商品とも、固定されていないため、洗濯機の振動でズレる危険性や、強度の問題も気になります。
以前、わが家の洗濯機が故障した際、パンのおかげで、床が水浸しになるのを防げたことがありました。
洗濯機パンも改良され、ずいぶん掃除しやすくなっています。わざわざ買わなくても、標準の洗濯機パンも結構便利ですよ。
オプション
カウンター
オプション 2万円
ウッドワン インテリアカウンター
W850*D450
収納棚の見積もりは、10万円近かったので、断念。カウンターだけにして、収納は「天馬」で後買い。
翌年、天馬より、この収納よりもっと良い商品が、発売されました。今なら、カウンターなしにして、その収納だけにすると思います。
ホワイトインテリアにこだわるなら、「ウッドワンのインテリアカウンター(防水仕様)」は、「真っ白」ではなく「木目が浮いた白」なので要注意。
森田アルミ 天井付け物干し kaku
オプション 37,500円
森田アルミ工業 kacu
U型 L-953
わが家の「kacu」は、壁付けの長さ953㎜です。
「kacu」は、天井付けの「U型」と「E型」の2種類があり、壁付けにする場合、片側をカットして「L型」に加工して壁付けにする仕様。高さは、規格の「653㎜」「953㎜」と、サイズオーダー。サイズオーダーは規格より、数千円~数万円高くなります。
私の身長は156㎝です。バーが若干目障りですが、すこし手を伸ばせば、洗濯物を楽に干せる高さにしました。
KANJUの家は、天井高「2,600㎜」
- 長さ653㎜の場合
床から194.7㎝の位置にバー
- 長さ953㎜場合
床から164.7㎝の位置にバー
森田アルミ工業「kacu」ってどうなの??
工務店さんなどの一押しで、気になっていた「kacu」。早くから、採用を決めていました。
「kacu」を選んだ理由は、そのデザイン性の高さです。
廊下などの見える場所にあっても、とても物干しには見えず、インテリアの一部として馴染んでしまいます。
そんなお洒落な「kacu」ですが、いざ生活してみると、気になる点も。。。
- デザイン性は重要ではなかった
わが家の物干しスペースは、脱衣所の中。普段は見えない場所なので、普通の物干しでも問題ありませんでした。
それに、何も干してない状態ならお洒落な「kacu」ですが、洗濯物を干したら、やはり、物干し。
よくよく考えてみると、室内干しに、何も干してない時間ってそんなにないです。むしろ、常に何か干してあるんですね。
- 「黒」は、ほこりや傷が目立つ
「黒」を選んだ時点で解っていた事ですが、半年程で、ハンガーによる傷が、かなり目立ってきました。
表面のマットなコーティングと、四角い形状的には、ほこりもたまりやすい印象です。
当時、なぜ「黒」を選んだのか思い出せませんが(白がなかった?)、今なら絶対白にします。
- バーを取り外せない
おおちゃく者なので、「どうせ外さないからいいや。」と考えていましたが、バーの位置が低いので、換気扇の掃除などをするとき、何気に邪魔です。
また、将来、夫婦2人になったら、洗濯物も減ると思うので、余計な物干しを取り外せた方が、使い勝手が良さそうです。
デザインより機能性を重視して選んでしまいましたが、わが家には、ホスクリーンの方が合っていたと思います。ホスクリーンなら、バーの取り外しができ、価格も2万円前後とお手頃。
ブームに乗せられてしまいました。反省ポイントです。
その他
床下点検口
標準差額なし
気密・断熱タイプに変更
通常、床下点検口は、1F水回りの近くに、1箇所設置します。
大抵の点検口は収納庫付きですが、わが家は、「開かずの収納」になりそうなので、収納はなし。さらに、気密・断熱タイプに変更しました。
わが家の場合、サービスでオプション差額なしになりましたが、数千円~のオプションで、気密・断熱タイプにできたはずなので、ぜひ、アップグレードをおすすめします。
ちなみに、点検口のフレームの色もアイボリーだにゃ。
パンも点検口も、色の指定をすれば良かった。
分電盤・電力検出ユニット
1箇所 設置場所自由
太陽光発電パワーコントロールユニット
1箇所 設置場所自由(屋外も可)
番外編 「乾太くん」はいらない
すごいブームだったね幹太くん。。。
一時、SNSにも、「幹太推し」であふれ返り、導入も検討しましたが、限られた衣類にしか使用できない乾燥機が、わが家の生活に必須だとは思えませんでした。
ガス代も、かなり高騰している現在、どうなんでしょう。。。
「採用後、使ってない人続出。」なんて、もったいない事になっているかもしれませんね。
流行物は、高額で廃りも早い。便利なオプションは、将来のコストも含め、本当に必要かどうか、よく検討してから採用したいですね。
ひと昔まえ、「浴室乾燥機」もすごく流行ったね。
またお会いしましょう。